女子大生みょんたの呟き

大学2年のアニオタ3年です。学生団体とか入って一応ばりばり活動してます。嫌いなものはバイトと1限です

【お題】8年前、ニモをリビングで飼っていた話【みょんた】

今週のお題「海」

 

はてなブログ始めて2つ目の投稿なんだけど、まだ使い方に慣れてなくて色々いじっていたら

 

お題というコマンドを見つけた。

「海」らしい。思い出してしまったので書く。

 

 

今も昔もペットを飼っている人は多い。犬猫ハムスター、最近はウサギや爬虫類や何だか色々ある。

 

私も小学生の頃、何か飼いたかったのだが、世話をする自信が壊滅的に無い。遊ぶだけで良かった。散歩や病院や連れていくのがめんどくさい。

そんな時に鬼のようにハマったディズニー映画「ファインディングニモ」に小5の私は出会う

 

 

「お父さん、ニモが飼いたい」

 

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元々金魚、熱帯魚は飼っていた我が家だった。

しかし海水魚は未経験だった。

 

海水魚をこれから飼ってみたい人、かつて飼っていた人に向けて【海水魚】について語る。

 

 

 

1.【海水魚は金が莫大にかかる】

魚のくせに、なんて言っちゃいけないがこいつらを飼うには物凄く金がかかる。

手始めにまず、用意するものはこいつらを入れるために

 

・デカい水槽

海水魚用の塩

海水魚用の砂

・綺麗な水を送る外付けフィルター

・汚い水を綺麗にする外付けフィルター

・水中温度計

・太陽の役割を果たすライト

・(冬は寒いので)水中ヒーター

・(夏は暑いので)外付けクーラー

・ライブロック(生きている岩)

・(リッチだったら)イソギンチャク

 

これらが必要である。

イソギンチャク以外は絶対に必要。

これら機械は24時間365日稼働する。(電気代)

これにプラスして餌、カルキ抜き等がある。

稀に行う水槽掃除は最早大掃除、1日かけてやる他ない。

 

「金魚の時はこんなんじゃなかった」

 

2.【海水魚飼い主なら知ってるライブロック】

ライブロック=生きている岩、である。

インテリアの為に岩を水槽の中に置くのだが、これは単なるインテリアではない。

 

生きているのだ。

 

ライブロックには黒やピンクや綺麗なコケのようなものがついていたり、花みたいなケヤリムシがくっついていたりする。

ライブロックの状態で水槽状態まで分かってしまう。荒れていたり、強敵イトミミズ(名の通り白いミミズ)が現れたりすると、お掃除のサイン。よく魚達の寝床に使われたりすることもある(我が家の魚達はよく魚同士でくっついて岩の下で寝ていた)

 

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「金魚と違って見てて飽きない」

 

3.【我が家の魚達】

いざ投入……したいとこだが、すぐに入れるのはあまり良くないとされている。袋に入れたまま30分くらい置いて、温度や水の状態に慣れさせてから仲間入りだ。

 

何だかんだ私はやつらのことが好きで、名前も付けてあげていた。海水魚で面白いのは相性のようなものがあるようで、仲の良さそうな魚、あまり良くない魚が居た。見ていて本当に飽きなかった。

 

カクレクマノミ 「ニモ」f:id:myon_pp:20190716105640j:plain

イソギンチャクは飼えなかった

 

ナンヨウハギ 「ドリー」

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いつも痒そうにライブロックで体をかいていた(ただの病気)

 

■ハタタテハゼ 「ミミ」

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一番のお気に入り。目元がアイシャドウしてるみたいで可愛い。よく水槽から飛び出していた。

 

■ヨスジリュウキュウスズメダイ「ブラック」

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凄い似た魚でミスジという名前の魚が居る。

 

■ヤマブキスズメダイ「シャイニー」

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機敏に動いていたが、餌をなかなか自分から食べに来なかった

 

■ミナミハコフグ「フグちゃん」

 

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母親のお気に入りだった 可愛いがすぐに死ぬ

 

■スカンクシュリンプ 「えび」(適当)

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別名アカスジモエビ そのまんまやん

 

ホワイトソックス「ソックス」(適当)

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えびの脱皮した皮をよく食べていた

 

マガキガイ「掃除屋」

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水槽表面につくコケを食べるクリーニング貝

 

毎日が楽しく、絵を書き小説を書き(?)、私と海水魚の日々は流れていった。

 

だが

 

4.【ニモ達との辛い別れ】

 

3.11 東日本大震災が起こった。

当時学校に居た私は、母に迎えに来てもらい一緒に自宅に帰った。地元はすっかり停電してしまっていた。

 

家に帰ると、魚達は無事ではあったが

水槽の水が半分減っていた。

 

周りはびしょ濡れになり、塩が固まっていた。水を増やしてあげたくても、塩水を作らなければならない。停電で、水道も使えなかった。

フィルターも動かず、水も少なく、酸素は行き届くはずもなかった。深夜11時、電気が復旧しフィルターは稼働した。その後も続く地震で水槽の水も波打った。

 

1週間もしないうちに、

1匹ずつ亡くなってしまった。

 

空っぽになった水槽に、

その後入ってくる魚は居なくライブロックは捨てずにお店に返された(生きているので)

 たくさん撮っていた写真も、

ガラケーに全部入りっぱなしだ。

だがそれにしてもこうやって振り返ると、

割と覚えているもんだ。

 

そういえば

魚達の世界を舞台にした拙い文章を、

小学5年生の時に書いていた気がする。

 

この話はまたいつか。